電卓にある『M+』『M-』『CM』『RM』などのキーって普段使っていますか?
これらのキーを使うと計算が楽になりとても便利なので紹介します
メモリー機能
『M』とは『メモリー(MEMORY)』の頭文字で記憶を意味します
『M+』はメモリープラスと言って『表示されている値をメモリーに足します』
『M-』はメモリーマイナスと言って『表示されている値をメモリーから減らします』
『RM』はリコールメモリーと言って『メモリーの値を表示します』
『CM』はクリアメモリーと言って『メモリーをクリアします』
※電卓によって『RM⇔MR』『CM⇔MC』『RMとCM⇔MRC』に
なっていることもありますが機能は同じです。
実際に計算してみよう
例1『M+』『RM』使用
1万円が3枚と、
千円が2枚あったとします。
電卓でそのまま計算しようとすると…
10000×3+1000×2=62000になってしまいます。
そのため10000×3=30000(メモメモ)
1000×2=2000
今表示されている2000にメモメモした30000を足して32000
となります。
そこで電卓の『メモリー機能』を使い
10000×3[M+]→1000×2[M+]→[RM]→32000となるのです。
例2『M+』『RM』使用
例1は暗算でも解けてしまうので次は数を多くしてみます。
1万円が3枚
5千円が1枚
千円が7枚
500円が1枚
100円が3枚
50円が1枚
10円が6枚
5円が2枚
1円が8枚あったとします。
これは1つずつ計算して足すのも、暗算で計算していくの大変ですよね。
そこで『メモリー機能』を使います
10000×3[M+]→5000×1[M+]→1000×7[M+]
→500×1[M+]→100×3[M+]→50×1[M+]→10×6[M+]
→5×2[M+]→1×8[M+]→[RM]→42928
となります。
※5000×1など×1はそのまま5000[M+]でも大丈夫です(むしろその方が良い)
メモリークリア『CM』
1度『メモリー』に数字を入れると『C』や『CE』ではクリア出来ずに
残ってしまうので『CM』を押して『M』を消します。
メモリーマイナス『M-』
メモリーマイナスは例えば
上記の計算式で出た合計42928円から
5000円をよけておきたいときに
42928[M+]→5000[M-]→[RM]→37928と言う使い方が出来ます。
まとめ
電卓の便利機能『メモリー』を賢く使って
計算を最適化しましょう。