今回は、「家計管理の基本は固定費削減から」をテーマにしたいと思います。
家計管理を始める前の私は、
食費等の変動費を減らそう!
と、本気で思っていました。
同じ方いたら素直に手を挙げてください!
しかし、なかなか家計管理は上手くいかず、
貯蓄が増えていくこともありませんでした。
そこで、様々な本を読み、YouTube、ブログなどで情報を集めたところ、
「家計管理の基本は固定費削減」であることが分かりました。
そんな私が実践した、「固定費削減」について紹介します。
・そもそも固定費って何?
・固定費削減の仕方は?
・固定費削減の効果は?
以上が分かります。
支出を抑えることは、お金に困らない生活を作る土台作りです。
是非最後まで、見ていってください。
そもそも固定費って何?
固定費の定義は様々ありますが、
このサイトでは、「毎月決まってる(固定された)支出のこと」と定義します。
家賃(住宅ローン)、車のローン(定期代)、保険、通信費、サブスク、保育料、お小遣いなどが挙げられます。
固定費削減の仕方は?
固定費の削減の仕方は大きく分けて2種類あります。
・生活の満足度を下げずに削減する
・生活の満足度を下げて削減する
どういう意味かと言うと…
生活の満足度を下げずに削減すると言うのは、
「今と生活環境が全く変わらない」もしくは、「変わっていても苦にならない」ことが挙げられます。
例えば、
“「通信会社を見直して安くなったけど、通信速度に影響がない。」とか、「不必要に大きい家から引っ越しをして、家賃は下がったけど生活感は変わらない。」”
と、言った感じです。
生活の満足度を下げて削減すると言うのは、
「今の生活と激変してしまう」もしくは「変わったことでストレスが溜まる」ことが挙げられます。
例えば、
“「車を手放して支出は下がったけど、通勤時間が1時間かかるようになってしまった。」とか、「サブスクを解約したけど、趣味が奪われてストレスが溜まる。」”
みたいな感じです。
これは、各家庭、各個人によって違いがあると思いますが、
固定費を削減する際は必ず、
「生活の満足度を下げずに削減する」ことを意識してください。
詳しく説明するね!
家関連の削減
家関連の削減は、自分が住んでいる家が、
「本当に必要な広さか?」
「本当に必要な立地条件か?」
などを考えてみてください。
少し古いから嫌だ!
と、言って高い新築のアパートに住んでいる方がいます。
個人的にはもったいないなーと、思ってしまいます。
もちろん価値観は人それぞれです。
自分が満足していれば問題ありません。
車関連の削減
車関連の削減は、そもそも車が必要かどうかも検討してみてください。
ほとんど乗っていない車が駐車場に止まっていませんか?
「歩いてみる。」「自転車で行ってみる。」など、
健康にも繋がり、節約にも繋がる選択肢もあります。
車が必須のため手放してはいません!
その代わりなるべく燃費重視で車を選んでいます。
保険料の削減
保険料の削減はまず自分が加入してる保険を把握することから始めてください。
その中で、「掛け捨て生命保険」「自動車保険」「火災保険」以外の保険に入っている場合は検討の余地があると思います。
こちらをご覧ください。
我が家がとても参考にした「リベラルアーツ大学(リベ大)」の両学長の教えです。
保険で備えるべきは、「確率低+損失大」に対してのみです。
我が家のケースですが、貯蓄型生命保険を解約し、
掛け捨て生命保険+つみたてNISAに変えました。
また、自動車保険の車両保険は外したよ!
貯蓄型生命保険を解約した理由
貯蓄型生命保険を解約した理由は3つあります。
・貯蓄型は貯金ではない
・満期を迎えても思っていたより増えない
・死亡保証が少ない
貯蓄型は貯金ではない
そもそも、貯金ならいつでも引き出せるものですよね?
家計に不安を感じても、支払いは止まらず、
もし解約したら元本が保証されていない。
これは、リスクが高すぎるな!と、考えました。
その時点での支払い総額744,750円に対し、
解約返戻金は424,000円でした…
満期を迎えても思っていたより増えない
家計管理を始める前に保険に加入したので、当時は何も感じなかったのですが、
貯蓄型生命保険の金利ってすごく低いです。
当時、「契約時にリターンは119%です」と、伝えられ、
実際にシミュレーションでも、
6,355,200円支払って、契約満期で7,571,000円になりますと
当時はそれを聞いてテンションが上がっていたのですが、
よくよく計算してみると、貯蓄型→掛け捨てに乗り換えて
その差額分で投資を行えば、2%ほどの数値で達成できることがわかりました。
相当高い確率で達成できると思っています。
死亡保証が少ない
我が家は死亡保証が1000万円の貯蓄型生命保険に、
月に16,550円支払っていました。
しかし、自分にもしものことがあった時は、
家族にもう少し多くのお金を残してあげたい。
そう考えた時に、貯蓄型生命保険だと限界があるなと感じました。
自動車保険の車両保険を外した理由
自動車保険から車両保険を外した理由はただ1つです。
・事故をしても使わなかった
私は、個人的に2回単独事故を起こしてしまった経験があるのですが、
その内1回は車両保険を使わずに実費で直し、
もう1回はそもそも直さなかった経験があります。
自動車保険は使うと等級が下がり、来年以降の保険料が上がってしまう性質から、
使わないと言う選択をする方も多いと思います。
そのため私は、車両保険は外し、安全運転に心掛けることを決意しました。
通信費の削減
通信費の削減に関しては、乗り換えを検討しましょう。
現在は、様々なキャンペーンをやっている会社も多いです。
サブスク料の削減
サブスク料の削減に関しては、単純に使用していないサブスクは解約しましょう。
で、ずっと契約しているサブスクありませんか?
お小遣いの削減
お小遣いの削減に関しては読んで字の如くです。
個人が自由に使えるお金も大事ですが、家計がしっかりしてからでも遅くはありません。
夫婦で話し合いをしましょう。
結婚当初の半分になったよ!
けど生活の満足度は全然変わっていないよ!
固定費削減の効果は?
我が家では、最終的に、
「保険の見直し」と「お小遣いの見直し」をしました。
具体的には、保険の見直しは、先述した通り、貯蓄型生命保険を解約しました。
そして、自動車保険から車両保険を外しました。
お小遣いの見直しは、1ヶ月に本当に必要な額を算出し、その額に変更しました。
我が家は、この2つの見直しで固定費を
月40,000円削減することが出来ました。
さらに効果的です!
「しかもこの効果がこれからずっーと続く」
これが固定費削減の最大のメリットです。
まとめ
固定費を見直して、お金に困らない生活を作りましょう。
ポイントは…
生活の満足度を下げずに固定費を削減する!
です。
それぞれの家庭に、それぞれの価値観があります。
夫婦でしっかり話し合い、より良い家計になるよう改善していきましょう。